キモオタガワをかぶりつつ

オタクのお気持ちブログ

おもしれー男とキモオタメモリー

目黒蓮…おもしれー男…」

2019年春、ただのキモオタが、目黒蓮のキモオタになった瞬間の一言である。

 

2019年。私ことキモオタこと口内炎は今まで追いかけていたものが予想だにしない終わり方を迎え、日夜鍵アカウントで暴れては友達になぐさめてもらっていた。理解のある優しいオタクの友達って最高!

そんな勝手に傷ついてる日々の中、ジャニオタの姉から「今ジャニーズJr.にはまっててさ、YouTubeチャンネルもできたんだよ!」とお薦めという名の強制布教を受けた。それがSnow Manだった。

元から別のデビュー組が好きで、よく姉ともライブに行っていたし、姉が好きなら多分好きだろうと思ってじゃあ見ようかなと一緒に見始めた。これは雑談なのですが、デビュー組好きだった時は、Jr.まで手をのばしたら大変なことになっちゃいそう…と怖がって解像度低めにして見ていたんですが、これはデビューアイドル推しあるあるですか?

というのはまあ置いといて、姉は佐久間くんが好きで、とにかくこの小さい子を見て!!!と右手にfirestick、左手に定規を持って1から10まで佐久間くんを中心にSnow Manの説明をしてくれた。いや、今思うとほぼ佐久間くんの説明だったなあれ。

正直オタクするのがしんどかった時期なので、YouTubeで何も考えず動画を見れるのはありがたいな。というかなりゆるゆるな試聴だったと思う。以降気づいた時に動画を流し見していて、あべさくが好きだなあ。でもみんな好きだなあ。あ!ここから9人になってくんだ〜とのんびり見つつ、姉の布教を受けていた。そんな中個人的事件が起きる。

いつものように登録チャンネル一覧を見ていたら、Jr.チャンネルに9人の阿部ちゃん先生があがっていた。おお!好きな企画だ!嬉しいな。これはすぐ見よう。「さんねーんじぇーぐみー!あーべちゃーんせんせーい!」みんなかわいい〜!ああ3人は転校生なんだ…ん…???なんか…?あれ…?目黒くん…?シュッとしてるのに…?なんか変だな…?ん…??あ、クイズ正解してる。すごいなあ。

「なんか、俺が思ってたのと違いました。」

「…おもしれー男…」

以上です。それだけ。

 

とにかくおもしろかった。なんで?と思って。あののったりした喋り方も、マイペースで訳わからない説明をし始めたのも、ただ偶然で正解してしまったのも、あんなに昭和のハンサムですみたいな顔して真面目に不正解してるのも、全部がおもしろすぎた。目黒蓮ってすごい。スタバでmacbookみたいな見た目してるのに。

その時から目黒くんのことが好きだなあと思って動画を積極的に見るようになった。持ち込み企画がザリガニ釣りで音声イカれてる動画だったのも、人狼のやり方が全然分かってないのも、俺みんなでサッカーしたい。の心を持ち続けてるのも、全部私のツボだった。スタバでmacbookどころか駄菓子屋横でザリガニ釣りやないかい。

好きになったのはこの一件だったけど、過去の映像を見ている時に一番後ろで影に隠れている目黒くんを一発で見つけた時、ああこの人が私の推しなんだ。とやっと自覚した気がする。あれ?他の人ってどういう時に自覚するんだろう。お題箱置いてるんでここ読んでる方いらしたら入れてください。

 

そんなこんなで目黒くんを好きになった2019年、という年は驚くほどの衝撃とともに、毎日何を見ても辛かったり悔しくなるという傷も負うことになる。ここはちょっとだけ楽しい話じゃないから読み飛ばしてもろて。

あまり掘り返すのも良くないので、さらっとですませますが、まあ何をしていても後ろ指をさされているような気持ちになる状態で加入の3人を推しているという状況がしばらく続いており、それでかなり悔しかったり悲しい思いをしていた記憶も今まだ残ってる。本人たちの方がずっとずっと辛かっただろうに。

まあ見なきゃいい話なんですけど、逆にだからこそ例え世の中全員がこの人たちを嫌いになっても、できる限り私は好きでいたい。と思ってまっすぐ応援できたなあとも思う。ファンレターも送れたし。そう!ファンレター。少年たちtobeの時に、耐えきれず一度だけ出しました。あなたに出会えて応援できて本当に毎日楽しい。あなたのファンが一人でも多く増えてほしい。的なことを書いた気がする。恥ずかしくて覚えてない。

その時はペンライトを振ったら何か言われるんじゃないか。と思ってライブに行って9人が出てくるまでずっとドキドキしてたけど、パッと照明がついて、キラキラした顔で歌い出したのを見たらそんな気持ちが恥ずかしくなるぐらいに楽しかった。今もあの時の気持ちがずっと心にある。これは2019年サマパラの時の話です。

ここからは普通に戻ります

2019年サマパラに入ったのが8月2日で、その数日後にデビューを知ることになるんだけど、その8月2日のBoogie Woogie Babyの「怖いものはないよ」と横一列で歌うSnow Manを見た時に、あっ!この人たちデビューするかも!と思った。本当に9人に怖いものがなかったから。これはスピリチュアル話。

その後のデビュー発表でもある8.8のJr.祭りでParty! Party! Party!の時、目黒くんがクリスマスの朝、枕元にプレゼントが置いてあった子供みたいな顔して東京ドームを見渡していたのが忘れられない。デビュー発表の日は、素晴らしい思い出だけではなかったけど、いつまでもこの思い出がお守りみたいに心に残ってる。(兼任の件などは、私には話せないので、割愛させていただきます。)

目黒くんがよく「俺には俺の、意味のある人生を生きたいです。」と言っていた。初めて聞いた時こんなことを言うんか!?と思った。自分の人生の意味をアイドルという職業に見出そうとしてくれてるんじゃないかと受け取れて嬉しかったんだと思う。みんなを幸せにしたい。はきっと全てのアイドル全員そうなんだろうけど、私が幸せに推すためには、本人がアイドルであることに意味を見出していてほしいと願ってしまうエゴな部分がかなりあるので、とても嬉しかった。まあ本人はそう思ってないかもしれないけど、これもお守りとしてずっと持っている。

こういった面はアイドルが見せてくれるのは氷山の一角だという自覚はあるけど、その氷山の一角が全て好きになったアイドルが今のところたったひとり目黒蓮だけだなあと思う。少年の心を持った素直で純粋でありえないぐらいに真っ直ぐなところが好きだ。いやそれはちょっとなと思うことはそりゃあるけど…人間だから…全肯定はできない…

でも本当に、こんなに生き様というか命というかなんか、そういう全て丸ごと好きな人が目黒くんだったし、きっとこれからもそうだなあと思う。

2020年年明けてからの自分の過去のツイートで今年はデビューが楽しみです。と一緒に、上記の話を出していて、きっとこの先目黒くんから離れることがあってもこのお守りがあれば大丈夫。と書いていて、今もそうだなあと思った。

 

 

本当はもっと話たいことがたくさんある。

横アリとか、アイランドフェスとか、ロックアイスのCMとか、音楽の日で泣いていた話とか、簡単なお仕事とか、教場とか、消えた初恋とか。書ききれないぐらいにある。今打っててびっくりした。本当にいろんな仕事してる。まあでもそれらはまた何かの機会に書きたいです。そのたびにキモいよ〜ってどなたかの匿名ツールにURL投げられたりするのかな…お手柔らかにお願いします。

お仕事がどんどん増えて目黒くんが茶の間を独占し、もっともっと早く走って遠くへ行って見えなくなっても、私は歩いて近づきたいと思う。そうしていれば、いつかまた「なんか、俺の思ってたのと違いました。」と言っていたあの時の少年のめぐがきっと振り返って私の前にやってきてくれるんじゃないかなと思ってる。キモいオタクだから。そしてその時また、やっぱりおもしれー男と笑いたい。